通常のオフセット印刷は水と油の反発を利用して印刷してます。
簡単に言うと印刷する「版」というものは、インクがつかないで欲しいところは水が着くようになっていて、インクが着く絵の部分は油性のものが着くようになってます。
分かりにくいかもしれませんが。
ようするにインクが着かないで欲しいところは版にうっすら水が着いてます。
刷る時はこの水の量というものが重要になってきます。
今の機械は高性能なのでほぼ自動で調節されますが、ちょっと前までは微妙な加減が必要でした。
水が少ないと印刷したとき汚れてきてしまいます。
必要のないところまでインクが着いた状態。
水が多すぎるとベタにインクがのりません。
「水負け」と言ってベタでも色がうすく感じられます。
機械の回転を変えるだけで水の量が変わるのでまた調整が必要。
回転を速くすると水が多くなってしまいます。
そして理想的な水の量は、汚れるぎりぎりまでに少なくした水の量。
これ以上少ないと汚れてしまうという限界の水の量。
これが一番キレイです。
こういった職人的な技は難しいのですが、うまくいった時には良いものができます。
自動で調整されるものはこういう苦労はありませんがそこそこの仕上がり。
例えて言うと、
手作業で調整すると50点〜100点がとれます。
自動の場合は常に80点
機械はどんどん進歩しているので自動でも100点に近くなっていると思いますが、少し前まではこんな感じでした。
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